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③地獄の生理痛からの解放…!~ジエノゲストってなんぞや?低用量ピルとの違い~

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どうもーころころです。

前回、前々回に引き続き、地獄の生理痛から解放されるまでの記録を綴りたいと思います。

前回のブログの通り、やーっと納得のいくクリニックと先生に出会うことができました。そして、ピルでもミレーナでもなく、「ジエノゲスト」というホルモンの薬を飲むことになりました。

ジエノゲスト服用で生理痛が軽くなるしくみ

なんでこの薬を飲んでいると生理が軽くなるのか?ということですが…先生のザクっとした説明によると、

ホルモン剤で子宮内膜を薄くする(内膜増殖を抑える)→剥がれ落ちる内膜が減る→生理痛・出血量が減少する

というしくみらしい。

「生理って今の周期のまま来るんですか?」

と聞くと、

「だんだん量が減っていくし、生理期間以外の不正出血もあったりするから、生理か不正出血かよくわかんないまま、いつのまにか無くなっていくと思うよ。」と。

へぇぇぇぇぇぇ

生理無くなるとか…それ最高じゃん…

初診の時に説明を受け、速攻「飲みまー-す!」と決め、まずは2週間おためし服用してみることになりました。

ジエノゲストと低用量ピルの違い

そもそも、私が服用し始めたジエノゲストと低用量ピルってなにが違うん?という話ですが…

女性ホルモンにはエストロゲンと黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があり、低用量ピルやディナゲストに含まれている黄体ホルモンには排卵を抑制し、エストロゲンの分泌を抑える効果があります。エストロゲンは子宮内膜を増殖させる作用があり、この分泌が抑えられると、子宮の内膜は増殖できません。また黄体ホルモンは子宮の内膜に直接働きかけ増殖を抑える作用もあります。よってこれらのホルモン剤を飲むと月経量は減り、月経痛は改善します。そのため低用量ピルやディナゲストは月経困難症に効果があります。 

月経困難症の治療 低用量ピルとディナゲスト 前編

要は、

低用量ピル

エストロゲン(卵胞ホルモン)+プロゲステロン(黄体ホルモン)

ジエノゲスト

プロゲステロン(黄体ホルモン)単体

卵巣機能を抑制し、子宮内膜の増殖を防ぐ点ではピルと同じ。違うのは、血栓リスクがあるエストロゲンがないこと。じゃあピルじゃなくてこれでいいじゃん!ってなりますが、エストロゲンが入っていることで子宮内膜を薄すぎず厚すぎず保つことでジエノゲスト最大の副作用である不正出血が起きにくいとのこと。なので、高血圧症などがない10代20代は低用量ピルの方がいいのかもしれません。

先生いわく、ミレーナも黄体ホルモン製剤で、やってることはジエノゲストと同じ。口から摂取するか、子宮に直接入れるかだけの違いだそう。そうだったのか!!

子宮内膜症や子宮腺筋症の治療のために開発されたお薬だったのですが、2020年から月経困難症でも処方できるようになったそう。生理でつらい人が服用できるようになったのは、ほんと最近なんですね。このタイミングで出会えたこと、本当ラッキーだったかもしれない…。

ジエノゲストのメリット

ジエノゲストの一番のメリットは、やはり血栓症リスクがほぼないということ。(血栓症リスク0%ではないらしい)

血栓症の原因となるエストロゲン(卵胞ホルモン)がないので、40歳以上、高血圧症、タバコを吸う人、肥満症(BMI30以上)の人もピルより安心して服用ができる。

小太り&40代にさしかかった私にとって、この問題は非常に大きいのであーる!!

ジエノゲストのデメリット

血栓リスクもなく、ミレーナと同様の効果で最高のお薬!なのですが、やはりデメリットもある訳で…最大のデメリットが不正出血です。

先生から「9割の人は不正出血があるから、ナプキンは常に持ち歩いててね」と言われる。そう言われていたし、ネットでググってもほとんどの人が不正出血している。…が、2週間のおためし期間中は一切不正出血がなかったんですよね。だから私はレアケースで不正出血ないのかも!!とルンルンしていたら、やってきましたw悩まされました(笑)

その他、人にはよりますが

①不正出血

②ほてりなど更年期症状(えっまじか!)

③疲労・体重増加

④めまい・頭痛

⑤不安感・不眠

①はほとんどの人に見られる副作用らしいですが、どうやら②~⑤は人によるそうです。低用量ピルの副作用でも②~⑤はよく聞きます。私は①以外の症状は今のところほぼないです。

ジエノゲスト処方1ヶ月にかかる料金

ジエノゲストって実はディナゲストというお薬のジェネリックなのです。昔はディナゲスト保険適用でも1万円/月ほどかかったそうな(!)2017年にディナゲストのジェネリックとして「ジエノゲスト」が発売され、3千円/月ほどに。そして今は更に価格改定され、私は1,000円/月です。ありがたや!!!

ナプキンやタンポンに毎月課金して、それでもなお毎月生理に振り回されていたんだから、月1000円なんて安いもんです。

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ということで、おためし服用をはじめたのが2022年5月19日。約3か月経った今、実際に飲み始めてからの副作用や生理はどうなったのか!?を次回お伝えしたいと思います。(まだ続くんかい!)

長文読んで頂き、ありがとうございました!

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