どうもーころころです。
前回に引き続き、地獄の生理痛から解放されるまでの記録を綴りたいと思います。
婦人科っていやですよね…。
診療台のイスに座って、自動的に足パッカーン開かされて、、、はじめて検査した時はそれはそれはなんとも嫌な気分でした。
こういうやつ。
だからこそ、婦人科やクリニックの先生・看護師さんが優しいと安心するわけです。特に10代20代の子には本当に優しく接してほしいよね…。
私がはじめてこのイスに乗ってから15年は経ったかな~。20回以上はお股パッカーンしてると思います。最近はもはや緊張もしなくなった。場数踏むのって大事だね(笑)。それでも痛いとゲンナリしちゃう。(子宮頸がん検査はそんなに痛くないんだけど、子宮体がん検査はめっちゃ痛かった!!)
それでは本題。
「ミレーナを入れるぞ!」意気込んだはいいものの、どこのクリニックが良いとか、そもそも入れてくれるのかなどの情報が皆無。体を張って自分で納得のいくクリニックを探すことにしました。
総合病院の婦人科は20代の頃通っていたのですが、とにかく待たされる…それに重症患者さんも多いので、気軽に通えない。すぐに相談とか出来るマイクリニックを見つけたかったので、今回総合病院はパスで街のクリニックを探すことに。
①サバサバした女医さんが人気のレディースクリニック
最初に行ったのが、女性の先生が診てくれる人気のレディースクリニック。先生はサバサバしている感じで話をよく聞いてくれる。…が、人気だからかとにかく待ち時間が長い!!予約して行ってるのに1時間待ちは当たりまえ。ロビーは診察待ちの人が溢れていて、なかなか呼び出されない(笑)。ここは過去に何度か通っていたところだったので、この辺は織り込み済みでした。
そして、診察して言われたのが
「1,2日で痛みが治まるなら、痛くなる前にロキソニン飲んでやり過ごした方がいいんじゃない。ピルもミレーナも副作用あるからね~」
えええ…そんなもんなの…??
「それより早く子ども産まないと。」
ええええ……ええええ…
なんかげんなりして帰りました。きっと同性で女医さんだからそう言うんだろうか。男性の先生から早く子ども産めとは言われたことない。ロキソニンで痛みを取るのはわかるけど、それじゃ根本からの解決になってない。診察も子ども産め発言もなーんか悲しかったです。もうきっとここには来ないだろうな~と思ってクリニックを後にしました。そして忙しいからか受付のお姉さんもめっちゃイライラしてるのよね。(おつかれさまです)
②めちゃくちゃ厳しいおじいちゃん先生と天使のような看護師さんがいるレディースクリニック
2軒目に行ったのが、グーグルの口コミを見て行った駅前のクリニック。評価が二分化していて「先生が不愛想、ぶっきらぼうで最悪。気分悪くなった」「もう行かない」というものもあれば、「厳しいけれど、きちんと説明してくれる」「とにかく看護師さんと受付のお姉さんが優しい」というもの。ちょっと興味がわいてしまって、ドキドキしながら訪れることに。
この時は、会社の健康診断で診てもらった子宮エコーで子宮内膜症の疑いがみつかり、後日こちらのクリニックで診てもらうことに。
おじいちゃん先生は確かに愛想ゼロ(笑)。予想通りだったから全然OK。でも検査の時は全然痛くなくてとってもスムーズ!ベテラン先生だからか上手だな~と思いました。そして看護師さんと受付のお姉さんは本当に天使だった…。結局、内膜症ではなかったので「本当よかったですね~!!」と皆さん喜んでくれて(・´з`・)こちらが嬉しくなりました。
そして生理痛がひどいから、ミレーナを入れたいとおじいちゃん先生伝えると
「う~ん、未経産婦のミレーナは外れやすいんだよなー。おすすめしません。(キッパリ)それよりピル飲んでみたら?」と。
しかしこの時点で30代後半で、血液検査結果もよろしくなかったので、
「小太りだし血液検査の結果よくなかったし、副作用の血栓症が心配です。」
「大丈夫大丈夫、あれレアケースだから」。
えー-ー-信用ならねー--!
結局、低用量ピル(ヤーズだったかな)は説明だけ受けて、飲むまでは至らず。飲み忘れと、やっぱり血栓症が心配で。
でもって、結局ミレーナはさらっと流されてしまい、ピルも飲まずまた毎月の生理痛と闘うことになるのだった。。
ちなみに20代の頃、一時低用量ピルは飲んでたんです。その時は体に合っていなかったからか、とてもしんどくて結構すぐやめてしまった。それもあって、なおさらピルは敬遠しがちで…。
私の中で、今後生理と付き合っていくのに
①ミレーナ(ちゃんと定着するかわからない~挿入時めちゃ痛いかもしれない~だけど入れてくれるクリニックを探し続ける)
②低用量ピル(血栓症などの副作用を恐れながら服用する)
③これまで通り、ロキソニンでごまかしながらやり過ごす
という3通りか…と思い込んでいました。そう、今通っているクリニックに出会うまでは…!!!
③めちゃくちゃ説明が丁寧な先生がいる近所のクリニック
結局クリニック巡り3軒目で納得のいく先生と出会うことが出来ました。(ここまででなんだかんだ1年はかかってる)
実は②のクリニックに行く前、こちらに予約の電話をしていました。しかーし受付のお姉さんの対応が本当に悪くて(笑)。結局予約も取れず②のクリニックに行ったのですが、ここは「受付の対応は悪いが、先生は本当に名医。優しくてわかるまで丁寧に説明してくれる」と口コミがあったのでwリベンジしたのでした。(③の先生に②の看護師さんや受付のお姉さんいたら最強だと思うんだけどな(笑))
このクリニックの先生は、本当に優しくて丁寧に「うんうん」って話を聞いてくれる。生理痛がひどいなんて話、もう何百回って聞いてるだろうに…患者に寄り添ってくれるってこういうことだ。比較的新しいクリニックなんだけど、既にすごく人気。聞いてくれるから混む。しかしここが①と違うのは、完全にネット予約制で待ち時間はほぼなし。予め1人あたりの時間を長めに取ってくれてる。だからなかなか予約取れないんだけどね。
で、ここで診てもらって発覚したのは、やはり人より子宮内膜が厚いということ。生理前と生理後の子宮エコーを見て先生が言ったのは、「女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の変動が人よりもジェットコースター」なんだそう。ジェットコースターて……。女性ホルモンが毎月急上昇・急降下。グラフを書いてわかりやすく説明してくれました。
妊娠・出産経験がない私は、生涯で起こる生理回数も多い。このまま痛みを我慢してこの状態を続けていると、子宮にも負担がかかるし体にも負担がかかる。ピルは血栓症の副作用がないとは言えない。
で、提案してくれたのが「ジエノゲスト」。
両方の女性ホルモンに作用するピルではなく、プロゲステロン(黄体ホルモン)にだけ作用するのがジェノゲスト。最大の特徴は血栓症の副作用の心配がないということ。そんな薬があること、はじめて知ったぞ!!
「先生、ミレーナはどうですか?」と聞いたら「ミレーナもいいね!多分ころころさんの子宮だったら大丈夫だと思うよ」と言ってくれた…はじめてミレーナいいね派の先生をみつけた…!!(涙)
とりあえず、私の場合は1日1回飲むだけでいいということで、ジェノゲスト服用をスタートすることに。選択肢が①②③しかないと思い込んでいた私にとって、道が開けた~~!瞬間でした。
そしてその日、ジェノゲストを処方してもらい、少しの不安と楽しみで家路につくのでした。
次回こそジェノゲストの服用記録と生理痛からの解放のお話。
長文読んで頂き、ありがとうございました!
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