ども!ころころです。
先日、ブログ 下北沢ひとりぼっちの すばるいぬさんが紹介していた本が面白そうだったので、さっそく購入してみました。
(ちなみにいつも古本を買うのはカウルです。メルカリの本バージョン。メルカリの売上をまわして買ってます。)
著者は「いつかティファニーで~」のマキヒロチさん
「いつかティファニーで朝食を」という、超絶おいしい朝ごはん漫画があるのをご存じでしょうか?
恋愛、仕事、人間関係…さまざまな悩みに直面しながらも、前に進んでいく30代女子のよくあるストーリー(失礼…)なんですが、その話の中に、毎回おいしい朝ごはんが食べられる実際にあるお店が紹介されているんです。主に東京のお店が多いんですけどね。
おいしい朝ごはんを食べて、また今日もがんばろう~っていう、なんだか元気がもらえる漫画で、私は結構スキで見てました。台湾編で出てきた朝ごはんが行ったことあるお店でテンション上がった!!
…って、話はかなりそれましたが ^^;
そんな作者のマキヒロチさんが「貯金」のコミックエッセイを出していたなんて!ということで、早速買い。
まだ間に合う30代からの貯金改革
まず、タイトルからして私のこと言ってんのかな?という感じでした(笑)
「なんで貯められないのかわからない!まだ間に合う 30代からの貯金改革」
30代なのに、「まだ間に合う」っていうフレーズに心動かされる人は多いのでは…!?そう、私のように…。
この本は、フリーランスの漫画家である著者の貯められない実体験から、ファイナンシャルプランナーの大竹のり子さんからアドバイスを受けつつ、無理なく貯金していく…というもの。
マキヒロチさんくらいの人気漫画家だったら、さぞかし収入もかなりあるだろうに。と思っていたのですが…どうやらアシスタント代やら画材費やらで支出も多く、(あとは無駄遣いもあって)ほとんど手元に残っていない状態。30歳過ぎて貯金は30万弱。こりゃやばい!というところから、話はスタートします。
(ふむふむ。その気持ちよくわかるよ!)
コミックエッセイなので、とっても読みやすい
話は漫画形式で進んでいくので、「本」が苦手な方もスラスラ~っと入ってくるはず。
1話終わるごとにファイナンシャルプランナー大竹さんによる、よりわかりやすい解説付き。具体的に何をどうすればいいかまで、きちんとわかります。
気になる内容は…
- 収入支出など現状の把握
- 目標金額
- 会社員のメリット
- 副業
- 税金
- クレジットカード
- 保険
- 老後にかかるお金
- 株
…などなど、実は、内容的には一般的な「貯金本」と変わらないかなぁと読みながら思ったのですが ^^;
でもね、特におもしろかった、というか「わかるわかる!」ってなったのはこの項目でした。
あなたは何貧乏さん?
30代ともなると、貧乏にもいろんなジャンルがあります(笑)
漫画の中では、主人公の友達として以下の貧乏仲間が登場m(__)m
- 趣味貧乏(お金がかかる趣味にハマる)
- ペット貧乏(エサ代・病院代…)
- 二次会貧乏(行きたくないのに断れない)
- 実家が裕福貧乏(金銭感覚マヒ)
- 資産運用ベタ貧乏(利益が出るとすぐ贅沢)
私はズバリ、趣味貧乏と二次会貧乏でした\(◎o◎)/
趣味の旅行で散財しまくり。
あとは二次会、というより飲み会&ランチ貧乏。付き合いを断れず、行きたくもない飲み会&ランチに何度行ったことか。。
本の中では、貧乏ジャンル別に解決策なんかも描かれてます。
最終的に筆者は…
まずは現状を把握し、考え方や行動を改めたりすることで、筆者は目標貯金額100万円を達成します。(いいな~私も早く達成したい…!!(^^))
そして、お金が貯まったことで「貯めること」が目的ではなく、お金があることにより「目標に向かってできること」の選択肢の幅が広がることに気づきます。
ファイナンシャルプランナー大竹さんのあとがきに書かれていたことが、とても印象的でした。
お金はそれ自体、ただの紙切れです。それなのに、人はなぜ、お金が好きなのでしょうか。それはズバリ、お金があると選択肢が広がるから。
人生においては、「どうしても必要に迫られたときに、どれだけの選択肢があるか」がとっても大事なのです。
お金はそれ自体、ただの紙切れではあるけれど、人生とっては確実に、前進するためのガソリンになります。だから、まずは100万円。叶えたい夢があるという人も、まだ自分探しの途中という人も、まずは100万円貯めましょう。きっと、その目的地に到達したら、次の目的地が見えてきます。そうしたら、今度はその100万円をガソリンに次の目的地へと向かうのです。
なるほど。やりたいことがなくたって、とりあえずの100万円。
やりたいことが見つかった時のための貯金です。
私もとりあえずの第一目標・100万円を目指してがんばるぞーー\(^o^)/
まとめ
ということで、この本を一番おすすめしたいのは、私や作者のように、20代に遊びほうけて全く貯金してこなかった30代女子!まわりと比べて焦り始めた30代女子!
まずはこの本を読みましょう~。
もちろん、これから貯金はじめようかな~と思ってる20代のコも参考になると思います。「貯金」「節約」系のお金本をある程度読んでいる人はちょっと物足りない感じはあるかもしれません。「貯金はじめよう!」と思って、はじめて読む1冊にはぴったりだと思います。
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